出産祝いを遅れた時期に渡す場合の品物選び
出産祝いを渡す時期が遅れたという場合、「どうしよう?」と焦っているのではないでしょうか。
実際に、タイミングを逃すと赤ちゃんもどんどん大きくなっていきますし、必要な道具も揃ってきている頃になってしまいます。しかし、出産祝いが遅れた場合でも、時期と品物選びを工夫する事で気の利いたお祝いを贈る事ができるんです。
出産祝いに遅れた!の次に渡すべき時期について
出産祝いは赤ちゃんが生まれて約1ヶ月の間に渡すのが一般的です。しかし仕事が忙しかったり、遅れて連絡が来たりしてそのタイミングに合わせられなかったという方もいらっしゃると思います。そんな場合はその後2回渡すタイミングがありますので以下で紹介します。
100日のお祝いの時期
出産祝いに遅れた場合、まずは生後100日のお祝いである「お食い初め」の時期です。100日のお祝いといってもギリギリ100日頃では間に合いませんので、だいたい3ヶ月を目処にお祝いを渡せるように準備しましょう。
1歳の初誕生祝いの時期
お食い初めの時期にも遅れたタイミングである場合は、1歳の初誕生祝いに間に合うように渡せるようにしましょう。1歳といっても、生後9ヶ月〜11ヶ月くらいの赤ちゃんに「もうすぐ1歳だよね」と渡してあげられるような時期がいいですね。
出産祝いに遅れた場合の品物選び
出産祝いに遅れたという場合は、贈る品物にも工夫が必要です。出産祝いに贈ろうと思ったときにすぐにイメージできるような物はすでに揃っているという事が多い為です。ではどんな物を選べばいいのでしょうか。
お食い初め(生後3ヶ月)に合わせる場合
この時期は、赤ちゃんが一生食べ物に困らないようにと「お食い初め」という行事を行います。その際に赤ちゃんはまだ何も食べることはできませんが、儀式として用意した膳を食べさせる真似をします。その時に使うスプーンを贈る事で「お食い初めで使ってね」と、理由をつけて遅れた出産祝いを渡す事ができます。
またその際気を付けたいのは、スプーンの素材です。赤ちゃんというと木やシリコンのものをイメージする人もいるかと思いますが、お食い初めでプラスチックやシリコンのものは使いません。また、木は失敗の象徴とされ敬遠されます。逆に成功の象徴とされる銀のスプーンを贈ってあげると喜ばれるかと思います。
1歳の誕生日プレゼントとして渡す場合の品物選び
赤ちゃんにとって1歳の誕生日というのも大きなイベントのひとつです。これは初誕生祝いという特別な誕生祝いとなりますので、両親、祖父母共に意気込みが違います。ここでおすすめは純銀製の名入れスプーンです。これは出産祝いの縁起物とされるもので、赤ちゃんが幸せになれるようにと願って贈られるものですが、この1歳のタイミングで名前と生まれた日の日付や身長、体重、時間などが刻印された銀のスプーンを渡す事で、「1年でこんなに大きくなったんだ」と、赤ちゃんの成長を改めて実感する事ができます。
出産祝いに遅れた場合にはこのように時期と品物選びというのが重要になってきます。遅れてしまったとしても上記のようにお食い初めや初誕生祝いの時期に渡す事で、「遅れた」というのを「せっかくだからこのタイミングに合わせた」という感じで贈ってあげる事で、赤ちゃんにとって重要な行事であるお食い初めや初誕生祝いが、より一層素敵な思い出のひとつになるようにしてあげましょう。