赤ちゃんのファーストスプーン
赤ちゃんのファーストスプーン
赤ちゃんのファーストスプーンというと、どんなスプーンをイメージしますか?
木のスプーンやシリコン製のスプーンで離乳食をはじめるというイメージが浮かんできたのではないでしょうか。
しかし、ちょっと待って下さい。
ファーストスプーンはその名の通り赤ちゃんにとって最初に使うスプーンです。
では最初に「使うタイミング」はいつでしょうか?そしてそのタイミングにぴったりなファーストスプーンはどんなものであるのか、詳しく説明します。
赤ちゃんがファーストスプーンを使うタイミング
赤ちゃんがファーストスプーンを使うのは生後どれくらいでしょうか。
離乳食がはじまるのが生後4〜5ヶ月頃と言われています。では、その離乳食をはじめるタイミングがファーストスプーンの出番でしょうか。
実は離乳食のスタートよりも先に、赤ちゃんがスプーンを使うんです。
それは生後100日を祝う「お食い初め」の時です。
このお食い初めが赤ちゃんを迎えたパパ、ママ、じじ、ばばにとっては最初の大きな行事となります。
この時、赤ちゃんはまだ生後100日ですので離乳食もはじまっていませんが、
お食い初めの膳を用意し、歯固めの儀式にファーストスプーンを使います。
お食い初めで使うファーストスプーン
赤ちゃんのファーストスプーンは、お食い初めの時に使うものが最初なんです。
では、お食い初めの時に木やシリコンのスプーンを使うかというと、ちょっと違うんです。
生後100日で行う赤ちゃんにとっては大きな行事ともいえるお食い初めですが、お食い初めはその子が食べ物に困らないように、幸せな人生を送れるようにと願って行うものです。その際、料理であったり使う器なども基本となるものが決まっていて、どのような順番で行うのかについても決まっています。(と、言ってもキッチリと決まり通りにやらなくても大丈夫です)
お食い初めのやり方や用意するものなどについてはこちらの「お食い初めについて」に詳しく説明しています。
その際、使うファーストスプーンは木やシリコンのものではなく、銀のスプーンを使います。銀のスプーンも、お食い初めと同じく、赤ちゃんが幸せになるように、食べ物に困らないようにと願って贈る縁起物です。
赤ちゃんのこれからの人生の幸せを願って贈るものがファーストスプーンですので、ただ銀であればなんでも言い訳ではありません。こちらの「お食い初めスプーンの選び方」を読んで、良い物を用意してあげましょう。
出産祝いの縁起物として贈るファーストスプーン
もともと赤ちゃんに銀のスプーンを贈るというのは、「赤ちゃんが幸せになるように」「食べ物に困らないように」と願って贈る縁起物です。この銀のスプーンが赤ちゃんにとってのファーストスプーンとなり、上で書いたお食い初めなどにも使われます。
赤ちゃんのファーストスプーンは、赤ちゃんにも家族にとっても、非常に大切な思い出の品です。「あの時しっかりやっておけばよかった」「もっとよく調べておけばよかった」とならないように用意してあげましょう。