赤ちゃんの出産祝いプレゼント 名入れシルバースプーン
赤ちゃんの出産祝いに贈るプレゼントとして非常に人気のあるシルバー950の名入れシルバースプーンです。 古くからヨーロッパでは赤ちゃんが生まれたら、出産祝いに銀のスプーンをプレゼントする風習があります。 これは「銀のスプーンをくわえて生まれた赤ちゃんは幸せになる」という言い伝えから「赤ちゃんが幸せになるように」 と願いを込めて、赤ちゃんが生まれるとシルバースプーンをプレゼントするようになったと言われています。
出産祝いに銀のスプーンを贈る意味
生まれたばかりの赤ちゃんに銀のスプーンを贈る意味は大きくわけて3つあります。
生まれてきた赤ちゃんが食べ物に困らないようにという願い
出産祝いで赤ちゃんに銀のスプーンを贈るというのは「Being born with a silverspoon on his/her mouth」という言葉のように、昔のヨーロッパでは銀のスプーンのような高価で貴重なスプーンのある家庭に生まれた赤ちゃんは一生食べ物に困らないという言い伝えがあり、それにちなんだ縁起物として人気の出産祝いです。
銀は魔除けやお守りとしての力があるとされていた
子供に聞かせる物語に登場する敵に対し、銀で出来たものが特別な力があって、それを使って主人公が戦いに挑んだり、街に平和をもたらしたというものがあります。 また、銀は毒に反応して変色するため、昔は貴族を中心に銀のスプーンやフォークが好んで使われていました。なのでお守りとして出産祝いに銀のスプーンを贈ります。
銀食器を作り上げる職人の想い
昔のヨーロッパでは銀を扱う職人は特別な地位にあって、銀食器を受注するということが優れた職人である証だったと言われています。
また、1800年代イギリスで開かれた博覧会で日本の職人が作った美しい銀食器がイギリスの人々を魅了したそうです。
ここ新潟県燕市では銀食器をはじめ様々な洋食器が作られていますが、今ではバフ研磨職人が減り、さらに銀を磨く職人はとても貴重になってきました。 金属製品の産地で貴重な技術を持つ職人が仕上げる銀のスプーンで赤ちゃんの誕生を祝ってあげてください。
より詳しい銀のスプーンの意味についてはこちらの出産祝いで赤ちゃんの銀のスプーンを贈る意味でくわしく説明しています。
銀のスプーンは赤ちゃんに贈る出産祝いの縁起物
赤ちゃんが生まれてパパやママは新たに家族を迎えた事で幸せいっぱいな事でしょう。 そんなパパやママは「この子が幸せになりますように」と願っているはずです。 この名入れのシルバースプーンは、材質から製造まで赤ちゃんの幸せを願うに相応しいものであるように最も良いと思われるものを選び作っている「赤ちゃんの幸せを願う」縁起物です。
出産祝いに贈る銀のスプーンの選び方
出産祝いで赤ちゃんに贈る銀のスプーンは、「銀のスプーンをくわえて生まれた赤ちゃんは幸せになれる」という言い伝えにならい純銀製のものを贈ります。 さらに記念に残る出産祝いですから長期保存する事が考えて銀のスプーンを入れる箱にも注意が必要です。
また、長く使える形状であることや銀の純度が高いものを選ぶなど、赤ちゃんが幸せになるようにと願って贈るものですから、 良いものを選んであげましょう。
古くからヨーロッパの言い伝えで、シルバースプーンは赤ちゃんの縁起物として贈られてきました。 「一生食べ物に困らないよう」「幸せな人生を送れるように」と、贈り主の愛情が伝わる出産祝いです。
長い時間を経て赤ちゃんが大きくなった後に、「自分の誕生をこんなに喜んでくれたんだ」と伝わるのも魅力のひとつです。
出産祝いで作った銀のスプーンはまず「お食い初め」の儀式に使います。 離乳食がはじまったら離乳食スプーンに。 もっと大きくなったら、デザートを食べる時に使えます。 大人になったらシルバー製のコーヒースプーンとしてお使いいただける、一生ものの銀食器です。
シルバースプーンのご注文をいただいてから、1本1本丁寧に名前を刻印します。 赤ちゃんの名前を入れた後に、コーティングを施し名入れをした部分も変色しにくいようにしています。
赤ちゃんの出産祝いにはシルバースプーンに名入れをしてプレゼントします。 命名されたばかりの赤ちゃんの名前を、シルバースプーンにしっかりと名入れしてお届けします。
このシルバースプーンには赤ちゃんの名前、誕生日、生まれた時間、身長、体重が入ります。 材質はシルバー950という一般的にスターリングシルバーと呼ばれるシルバー925よりも純度の高い銀を使用して作られているので出産祝いにおすすめです。
このシルバースプーンに使われているシルバーの純度は950という純度95%の最高級品です。 さらにこのシルバースプーンには、造幣局で検査を受けたホールマークと呼ばれる造幣局品位検定刻印が入っています。
海外の銀食器、特にビンテージのものではこのホールマークがあるものとないものでは価値が大きく異なります。
シルバースプーンの裏側にある造幣局品位検定刻印は、作ったシルバースプーンを一度造幣局に持ち込み、 表示通り950以上の純度があるかの検査を受けます。その検査の結果、ちゃんと表示通りに銀の純度を満たしているものにだけ 造幣局によって入れられるものです。
造幣局では、公的な第三者として、貴金属製品の製造又は販売をしている事業者の方々からの依頼に応じて、貴金属製品の品位試験(分析を行い、製品に含まれる貴金属の純度の割合を調べること)を行い、この試験に合格したものには、次のような証明記号を打刻してその品位を証明しています。
引用元:貴金属製品の品位証明
この検定刻印は製造の時には時間がかかりますが、この刻印のある物はいつの時代でも「このシルバースプーンが間違いなく純銀製で950の純度を持つものである」と証明してくれるものです。
製造はカトラリーの生産地として有名な燕三条こと新潟県燕市で100年以上の歴史を持つ、
宮内庁御用達メーカーで作られています。このシルバースプーンは当店でしか買うことができません。
ロイヤルスプーンではシルバースプーンとシルバーフォークのセットのご用意もございます。
銀のスプーンに赤ちゃんの名前を名入れします
1つ1つご注文をいただいてから赤ちゃんの名前をしっかりと名入れして、 そのあとに銀が変色をしないようコーティングを施しますので、特別なオーダーメイドのような仕上がりです。 しかも宮内庁御用達メーカーで熟練の職人が時間をかけて仕上げる為、 他の大量生産のものとは特別感、高級感が断然ちがうシルバーベビースプーンとなるため、出産祝いにおすすめです!
シルバースプーンに赤ちゃんのお名前をしっかりと刻印します。 ロイヤルスプーンは名入れした後で同じ銀でコーティングを施します。 これにより名前の部分だけが先に変色するという事が出にくく、仕上がりも美しくなります。
ずっと使えるシンプルなデザイン
ハンドル部分が輪っかになっているものと違い、赤ちゃんが大きくなっても使えるスプーンです。
最初は「お食い初め」の膳に添えて、食材を食べさせる真似をする時に使います。 離乳食が始まったら、口に入れる部分がスマートな作りなので離乳食ベビースプーンとして使えます。 大きくなるとプリンやヨーグルトを食べる時にも使えて、大人になったらコーヒースプーンとしてお使いいただます。
名入れ銀スプーンのサイズについて
出産祝い銀のスプーンのサイズは全長12センチで赤ちゃんが小さい頃は離乳食用にもご使用いただけます。 またコーヒースプーンのサイズですので、「大きくなったら使えない」という様な物ではありません。しかもこのシルバーベビースプーンはすべて銀で作られた純銀製ですので、重厚感があり一生使って頂けるものです。
新潟県の燕三条で製造された銀のスプーン
シルバー950「ROYAL SPOON」は、カトラリーの製造100年以上の歴史を持つ老舗メーカーで作られています。 赤ちゃんのお祝いに贈るシルバースプーンとして、日本で作られる最高峰のものとして、 それらにふさわしい品質であるべく、多くの職人さんに協力していただいて作り上げられる銀食器です。
これらの条件をすべて満たし、さらに長く愛して頂けるよう様々な工夫をしてあります。 うまれてきた赤ちゃんに「生まれてきてくれてありがとう」「幸せになってね」と、最大の愛情を注ぎ贈る出産祝いのシルバースプーンに、 ふさわしい仕上がりとなりました。
赤ちゃんの出産祝いに贈るシルバースプーンですから、それがどんな品物でどんな想いで作られたものであるか? というのも大切なポイントになると思います。友人に贈るのであればこれがどんなものでどこで作られているかを説明してあげたいですよね。
このシルバースプーンを出産祝いでもらった赤ちゃんも大きくなってから「これはどんなものなんだろう?」と調べる事もあるかもしれません。 そんな時、このシルバースプーンであれば贈った後からじわじわと「すごい物だったんだな」と思ってもらえるはずです。
銀のスプーンを購入されたお客様の声
出産祝いにシルバースプーンを贈られた、たくさんのお客様からいただいております「お喜びの声」の一部です。 これらお客様からいただいた声は、私共にとってはげみになりますし、ずっと大切にしたい宝物です。
ロイヤルスプーンは銀のスプーンを贈った方も贈られた方も幸せな気持ちになっていただけるよう心がけています。我が子の誕生を祝いたい、孫の誕生を祝いたいというお客様の気持ちにそえるよう努力してまいります。
出産祝いに贈った銀のスプーンの保管と変色について
銀のスプーンが変色したら再研磨を承ります
せっかく出産祝いで赤ちゃんに贈ったシルバースプーンが変色してしまわないかと心配していませんか? 当店では、最終工程の仕上げや保存する箱の工夫により、できるだけ変色しないようにしておりますが、 万が一変色してしまった場合は、再研磨を承り、元の綺麗な銀のスプーンに戻して返送させていただきます。
研磨は世界中で高い評価を受けている新潟県燕市のバフ研磨です。 ロイヤルスプーン代表の水野は、数々の高級海外ブランド製品の研磨をしていた磨き職人でもあります。 当店でご購入いただいたシルバースプーンが変色してしまった場合は、ご連絡の上、商品を送付してください。 しっかりと綺麗に磨いてお届けいたします。(送料はお客様のご負担となります)
銀のスプーンを綺麗に保存する為の桐箱
「シルバーのスプーンは変色する」と言われています。これは「硫化」という現象で空気に触れた状態で放置すると黒っぽく変色してきます。 これはシルバー製である限り、どうしても避けられない事なのですが、せっかく出産祝いで記念として贈るものですから、当店ではできるだけ変色しにくいようにと、 銀のスプーンを密閉度の高い専用の桐箱に入れてお届けしています。上の写真は2004年に作ったシルバースプーンを桐箱に入れて保管していたものです。
銀のスプーンが変色する原因
上に書いたように銀のスプーンが変色する原因は硫化です。私自身も実際に使用しているのですが、銀のスプーンを毎日使っている間はほとんど変色はありません。 使用頻度が下がり、時々使うくらいになると、使おうと思った時にうっすらと変色しているといった感じです。その場合、付属の磨き布で軽く変色した部分を拭いていただくことで元の綺麗な色に戻ります。
出産祝いに贈った銀のスプーンをお食い初めなどに使用した後に、赤ちゃんの食器に使う消毒液に浸けた場合、強く変色が起こってしまいます。この場合付属の磨き布で磨いても変色した部分を元に戻すのが困難になってしまいます。その場合はお気軽に当店に再研磨をご用命ください。消毒液でおこった変色はかなり強いものですので、全体を研磨してコーティングもすべてやり直しとなります。銀のスプーンの状態によりますが、無料の研磨とは違う工程となりますので1000円前後の費用をいただきます。
出産祝いとして贈る際の銀食器への名入れについて
シルバーベビースプーンに名入れをして、出産祝いとして贈る時は、 そのスプーンがお祝いを持って行った時だけでなく、ずっと長い間保存され思い出の品物として残っていくものである為 気をつけるポイントがあります。
通常、シルバースプーンなどの銀食器は時間の経過と共に変色していきます。 この銀食器を使い慣れている方たちは、こまめに手入れをして使っていますが、出産祝いの記念の品物となると そうそう毎日手にして手入れをするという方は少ないかと思います。
更に名入れをした銀食器となると、表面と名入れをした部分とでは、変色の度合いが変わったり、 変色のスピードが違っていたりする場合があります。
ロイヤルスプーンでは、ずっと長く素敵な思い出として残してもらう為に、 変色を遅らせる為と名入れ部分と他の部分が変色したとしても同じ度合いで変色していくように 特殊なコーティングを施しております。
赤ちゃんの名前をどのように入れるか迷ったら
出産祝いで贈る銀のスプーンに赤ちゃんの名前を漢字でフルネームで入れるか名前だけで入れるか。またローマ字にしようかと迷うかと思います。 こちらでいろいろな名入れ方法で名前を入れたスプーンの画像がありますので、ご検討の際にご覧になってみてください。 赤ちゃんの名前をどのように入れるか迷ったら
2024年以降の出産祝いを渡すタイミングについて
2024年9月、友人が入院した際にお見舞いに行こうとしたところ再び面会の制限が出ていると言われました。各産婦人科により対応は異なるとは思いますが、まずパパやママに連絡を取り病院に会いに行けるかを確認し、注意事項など確認したうえで赤ちゃんに会いに行くと良いと思います。
その際は体調管理には十分注意して赤ちゃんのパパ、ママの都合に最大限合わせて会いに行きましょう。
ロイヤルスプーンは家族が赤ちゃんに会えるタイミングで銀のスプーンを渡せるよう、できるだけお客様のご希望に添えるよう対応しています。「急に赤ちゃんに会える事になった」というお客様は納期についてお電話にてご相談ください。
一部の商品につきましてはラッピングの仕上がりが若干異なる場合があります。
ショッピングカート内で熨斗を選択された場合は、リボンの変わりに熨斗をつけさせて頂きます。
赤ちゃん出産祝いシルバースプーン 16830円(消費税込)
赤ちゃんの出産祝いにぴったりな宮内庁御用達メーカー製造のシルバーベビースプーンです。 赤ちゃんの名前、誕生日、身長、体重、生まれた時間が刻印できます。
【価格】 16830円(税込)
【送料】 770円
(22000円以上お買上で送料無料)
【箱】専用桐無垢製箱
【納期】 通常2~3営業日
【材質】 シルバー950【造幣局品位検定刻印入】
赤ちゃん出産祝いシルバースプーンフォークセット 31900円(消費税込)
赤ちゃんの出産祝いにぴったりな宮内庁御用達メーカー製造のシルバースプーンとフォークのセットです。 赤ちゃんの名前、誕生日、身長、体重、生まれた時間が刻印できます。
【価格】 31900円(税込)
【送料】 送料無料
(22000円以上お買上で送料無料)
【箱】専用桐無垢製箱
【納期】 通常2~3営業日
【材質】 シルバー950【造幣局品位検定刻印入】
出産祝いの銀のスプーンは、赤ちゃんにとってずっと記念に残り長い時間保管されるものです。最初に贈られた時から5年、10年、20年の時を経て思い出を振り返ったり、贈ってくれた相手を思う事もあるでしょう。銀のスプーンに名入れされた自分の名前や、裏面に刻印された誕生の記録やメッセージを、成長した子供が見た時に「自分は大切にされてきたんだな」とか「生まれた時にこんなに喜んでくれたんだな」と思ってもらえたら素敵ですよね。
銀のスプーンをくわえて生まれた赤ちゃんは幸せになれるという言い伝えにならい、赤ちゃんが幸せな人生を送れるようにと願って贈る出産祝いの名入れ純銀スプーンの人気ランキング。
ロイヤルスプーンのシルバースプーンやシルバースプーンフォークセットの専用桐箱に赤ちゃんへのメッセージや名前の由来などが刻印できます。一生残る子供や孫へのメッセージを贈りませんか?
赤ちゃんの名入れシルバースプーンと名入れしたスプーンを飾っておけるディスプレイケース、さらに箱の裏面に桐箱刻印でメッセージが入ります。
出産祝いに人気の名入れ銀食器「ロイヤルスプーン」とママに喜ばれる純チタン離乳食マッシャー「やさしいキッチンツール」のセット。お食い初めから離乳食作りまでママの助かるセットです。
銀のスプーンとフォークを別々の内容を入れたい場合について
銀のスプーンには赤ちゃん誕生の記録を入れたいけど、銀のフォークには両親の名前やメッセージを入れたいというお客様の要望で、赤ちゃん誕生記録とメッセージのセットと、赤ちゃん誕生記録と両親(祖父母)の名前のセットをご用意しました。
赤ちゃんの誕生日を西暦ではなく日本の元号で誕生の記録を入れたいというお客様のご要望に応えてご用意しました。平成から令和に変わり元号での刻印も人気となっています。
銀のスプーンへの名入れと裏面の文字入れについて
出産祝いに赤ちゃんへ銀のスプーンを贈ると決めた後、気になるのはどのように名前をスプーンに入れようかという事だと思います。 最も多い名入れ方法は漢字でのフルネームです。全体の半数ほどのお客様がこの漢字でのフルネームの名入れご注文されます。
次に漢字で名前だけを入れるというものです。特に女の子の親御さんやおじいちゃん、おばあちゃんが「結婚したら苗字が変わるかもしれないから」という理由で選ばれるようです。
最近多くご注文をいただいていいる名入れ方法が、英字での名前のみの名入れです。全体的にシンプルな仕上がりを好まれるお客様が増えたように感じています。同様に裏面も誕生日だけを1行で入れたいと仰るお客様が多くなってきています。
名入れの文字だけでなく、裏面への刻印を赤ちゃん誕生の記録にしようか、両親の名前にしようかというお悩みもあるかと思います。そんな時はこちらの赤ちゃんの名入れ方法に迷ったらをご覧ください。
出産祝いに贈る銀のスプーン一覧です。赤ちゃんにどんな銀のスプーンを贈ろうか、どんな内容の刻印をしようか迷うことと思います。赤ちゃんに銀のスプーンを贈る意味や材質、刻印方法についても詳しく説明しています。
赤ちゃんに贈る銀のスプーンをどれくらいの品物を選ぶかについて
私は自分の子供が生まれた時、出産に立ち会っていました。苦しそうにしている妻の枕元で手を握っている事しかできず、うろたえ、看護師さんに「ちゃんと奥さんに声をかけて!」と注意されたりしていました。そしてようやく赤ちゃんが取り上げられ、泣き声を聞いた時でさえ実感が湧かず、「ほら、手をこうやって」と腕で輪っかを作るように指示され、そこに赤ちゃんを乗せてもらいました。
初めて間近で見る我が子は、唇には皺が1本もなくつるんとしていて、柔らかく、小さいと感じた事を今もよく覚えています。その時に生まれてきたばかりの赤ちゃんというのは、100%の可能性をもっているんだなと強く思いました。今日からはじまる人生です。なろうと思った職業を目指す事ができるし、やろうと思った事にチャレンジできます。その日はじめて親になったのだと実感した私は、「この子に幸せになってほしい」と本当に心の底から思いました。
銀のスプーンは赤ちゃんの幸せを願って作る縁起物です。当時、燕市でも様々な分野でコストダウンが叫ばれ、安いものが正義のような時代でした。しかし、自分の子供の幸せを願って作る銀のスプーンにコストという言葉を絡めたくないと考えました。
それでコストダウンとは全く逆の「すべては最も良いと思われれるものを」と作り出したのがロイヤルスプーンです。製造の現場で「こういう風に作りたい」と伝えると、最初職人さんたちは「何を言い出してるんだこいつは」という顔をしていましたが、事情を説明して「自分の子供や孫に俺達が作った銀のスプーンなんだから間違いねぇ!」と何年経っても自信を持ってすすめられる品物をと作り出されたのが、このロイヤルスプーンです。
その後も何度も改良を繰り返して現在に至っています。うまれてきた赤ちゃんの幸せを願い、燕市の職人が丁寧に作った銀のスプーンをお届けしています。
水野恵太
調理器具、銀食器などを扱う卸売りの会社に勤め、その後ステンレス製品の製造を専門とする工場に勤務、祖父が研磨職人だったこともありスプーンやおたまの磨きに特にのめり込み、自らも研磨職人として様々な製品の研磨を担当。その時に生まれてきた息子のためにと作った銀のスプーンがきっかけでロイヤルスプーンを立ち上げ銀のスプーンを専門に取り扱うようになった。