純銀スプーンの変色への対応やメンテナンスについて

銀食器のメンテナンス、変色の対応などに関するよくある質問と回答

銀のスプーンは変色しますか？: はい変色は起こります。ただ、当店では変色をできるだけ起きにくくする為に名入れの後に更に銀でコーティングをしてお届けしております。更に密閉性の高い専用の桐箱に入っていますので、何もせずにそのまま置いておくよりも変色は起こりにくくなっています。
桐箱に入れておけば変色はしなくなりますか？: 当店で未使用の状態で保管している銀のスプーンは10年間変色は起きませんでした。ただ一度使用した後に桐箱に戻して保管した場合には変色は起こっていました。ただ、使用した場合は頻繁に使って頂き、通所の食器と同じように洗っていただければそれほど急激に変色するという事はないようです。
銀のスプーンが変色してしまいました。: 当店でご購入いただいた銀のスプーンは銀のフォークには小さな磨き布が同梱されています。銀食器が変色してしまった場合には、この磨き布で軽く変色した部分を拭いてください。変色部分が落ちて綺麗になります。あまり力を入れて擦ると銀の表面を削ってしまいますので優しく拭くという感じで磨いて上げる事をおすすめします。変色した銀の磨き方についてはこちらに写真付きで詳しく説明しています。
磨き布で拭いても取れない変色がある: 今まで一度だけ磨き布で取れない変色がありました。お客様にそのスプーンを当店まで送っていただきメンテナンスをしたのですが、その変色は消毒用の薬品に漬けて変色したという事だったのですが、見た目は通常の変色である硫化と変わりないようい見えましたが、変色した部分がとても強固な膜のようになっていました。このスプーンは表面を研磨機ですべて削り再コーティングをしてお客様にお届けしました。
変色してしまったので再研磨してほしい: ロイヤルスプーン銀のスプーンは再研磨を承っております。通常の再研磨は付いた傷を残したまま変色を落としてお返ししております。銀食器についた傷も赤ちゃんとの大切な思い出ですので、できるだけお祝いやお食い初めで使った状態のままお返しするよう努めております。
再研磨の際は当店では費用をいただいておりませんが、送料はお客様のご負担となります。
傷も消して再コーティングをしてほしい: それほど深くない傷であればこれで綺麗にする事ができます。この場合の再研磨は費用をいただきます。銀のスプーンを全面削り直し、再コーティングを施してお届けします。ただ刻印よりも深いような傷は消すことはできませんので、跡が残る場合があります。こちらの費用は状態によりますが2000円〜となっております。別途送料がかかります。
刻印の内容を変更したい: 銀食器への刻印は、通常記念に残す為にしていますので毎日の使用で消えないようにしっかりと彫ってあります。ですから一度刻印した文字は消したり彫りなおしたりはできません。ご了承ください。
変色したスプーンを使ってしまいました: 銀が硫化して変色したスプーンを使ってしまっても大丈夫ですか？とのお電話をいただいた事があります。通常使用では多少変色していても問題ありませんのでご安心ください。ただ見た目が気になる場合は専用の磨き布で磨いてから良く洗ってご使用いただく事をお勧めします。
銀食器についた細かい傷が気になります: 銀はステンレスや鉄と比べて非常に柔らかい金属です。ステンレスのスプーンと比べても傷の入りやすさや頻度が高く、傷を付けずに使用するという感覚は銀食器には合わないと思います。毎日がんがん使っていただき、細かい傷を重ねてツヤ消しの銀のようになっているスプーンは非常に美しく、気高ささえ感じる事があります。ですから細かい傷はあまり気にせず、むしろしっかり使い込んでいただいた方が美しい銀食器として正しいのではないかと考えています。